【基本】怪我してから数日間は、お酒はNGです!!

基本的な知識

ぎっくり腰や打撲、
ねんざなどの怪我になった場合は、
発生してから数日はお酒は飲まないでください。

お酒は、怪我をした部分の
炎症を拡大させる危険性があるので、
飲まないように注意してください。

ビール一杯でもダメですし、
おちょこ一杯も止めてください。

 

打撲やねんざしてしまった部分は、
炎症が発生しています。

触ると熱くなっていて、
腫れぼったくなっています。

お酒を飲むことによって、
血流が促進されるようになり、
炎症がどんどん広がってしまいます。

もともと狭い範囲だけに炎症があったものが、
広範囲に広がりやすくなってしまいます。

 

炎症を抑えることが、
もっとも重要なポイントになります。

「酒は百薬の長」ということわざがありますが、
怪我をしている場合は、この言葉は当てはまりません。

 

痛みが消えてしまうのが問題

お酒を飲むと、
その瞬間だけは痛みが消えやすくなります。

お酒には麻酔のような作用があるので、
飲んでいる間は痛みが消えやすいです。

 

これがすごく問題なんですね。

痛みが消えるのは良いのですが、
炎症はどんどん広がりやすくなるため、
お酒の効果が切れたときがマズイんです。

お酒を飲んでいるときは痛くなくても、
お酒が切れたら、一気に激痛が出ることも多いです。

こういう失敗をされる患者さん、
比較的、おおくいらっしゃいます。

 

僕もお酒を飲むことがありますが、
怪我したときは、絶対に飲まないようにしています。

以前、肋骨を痛めたとき、
お酒を飲んでごまかしていたのですが、
翌日、信じられないくらいの激痛になった経験があります。

格闘技をやっていて肋骨が折れてしまっていたのですが、
お酒の麻酔作用で骨折に気づかず、
翌日にまったく動けなくなってしまいました。

自分自身の経験上からも、
怪我した直後のアルコールは
ストップしておいたほうが良いと思います!!

 

薬用養命酒もNGです。

怪我をしてから数日間は、
薬用養命酒も飲まないようにしてくださいね。

一年に一度くらいのペースで、
患者さんに聞かれることがあります。

薬用養命酒は、
肉体疲労には効果はありますが、
怪我を治すための医薬品ではありません。

肉体疲労・だるさ・慢性的な疲れには効果はあっても、
打撲などの急激な症状が出ているときに飲むのは
逆効果になってしまう恐れがあります。

 

養命酒も「お酒」ですから、
冒頭に書いたように
炎症を拡大させてしまう可能性が出てきます。

炎症がおさまってからであれば
問題ないと思いますが、
炎症が出ている間は飲まないでくださいね。