グキッとひねってしまったり、
モノにぶつかって打撲のような状態になった場合、
その日は、お風呂に入らないようにしてください!!
ぎっくり腰や寝違え、
足首のねんざや突き指など、
急激に怪我が発生した場合には、
お風呂に入らないよう、注意してください。
痛めてしまった直後や、
その日の夜にお風呂に入ってしまうと、
状態が悪化する可能性が高いので要注意です!!
痛めた直後は炎症が広がっている
痛めてしまった直後というのは、
炎症が発生しています。
炎症というのは、
腫れ(はれ)たり、熱っぽくなったり、
ズキンズキンと痛みが発生する状態です。
赤っぽくなることもありますし、
ヤケドに似た状態になってしまいます。
この状態でお風呂に浸かってしまうと、
炎症がどんどん広がりやすくなります。
腫れがひどくなってしまったり、
痛みや熱っぽさがひどくなってしまい、
状態が悪化してしまうこともあります。
水圧で炎症が広がりやすくなる
怪我をしてしまった部分というのは、
目に見えない細かいレベルで
傷がついていると言われています。
お風呂に入ると水圧が加わりますが、
水圧が傷を広げてしまい、
痛みをさらに拡大させるとも言われています。
痛みを感じる成分が広範囲に広がり、
翌朝、もっと痛みが強くなってしまう
という患者さんも多く見受けられます。
「昨日までは良かったんだけど…」
「お風呂に入ったあとから、痛みが強くなったんだけど…」
とおっしゃられる患者さんも、
過去に数え切れないくらいいらっしゃいました。
どのような外傷であったとしても、
その日はお風呂に入らないようにして、
シャワーや濡れたタオルで体をふく程度にしてくださいね。
炎症がおさまってからであれば、
温めたほうが良いことが多いので、
数日経過したら、入浴すると良いですね。