お尻・臀部の怪我・痛み

各部位ごとに起こりやすい怪我について

ここでは、お尻・臀部に起こりやすい外傷(怪我・痛み)の
代表例をいくつかまとめていきたいと思います。

 

臀部周辺のぎっくり腰

お尻の筋肉には、いくつかの役割があるのですが
代表的なのが「良い姿勢でカラダを支える」役割をしています。

猫背になってしまわないように、
過剰に前傾姿勢になってしまわないように、
後ろ側でじっと支えてくれている筋肉です。

立っているときも座っているときも、
僕たちが気づかない間に支え続けてくれています。

 

「姿勢を保つ」ための筋肉ですから、
前傾姿勢が長ければ長いほど
お尻の筋肉にダメージが入りやすくなります。

ダメージが入り筋肉が固まった状態で
急に動いたり立ち上がったりすると、
一気にぎっくり腰のような状態になります。

腰の筋肉をグイッと引き伸ばすぎっくり腰だけでなく、
お尻の筋肉をグイッと引き伸ばすぎっくり腰も存在します。

 

前傾姿勢のお仕事をされている方などは、
お尻の筋肉にダメージが入りやすくなっています。

ぎっくり腰等にもなりやすいので、
注意していただければと思います。

 

太ももの裏側・内側の肉離れ

患者さんは気づかないことが多いのですが、
原因が太ももの裏側に存在することもあります。

お尻に痛みが出ていたとしても、
原因が太ももに存在することも多いです。

 

実は、太ももの裏側の筋肉や
内ももの筋肉はお尻の骨からスタートします。

太もも・内ももの筋肉がぐいっと伸ばされると、
そのスタート地点であるお尻の骨周辺にもダメージが入り、
鋭い痛みを生じてしまうことがあります。

スポーツで怪我をすることが多く、
スタートダッシュで伸ばしてしまったり、
ジャンプの着地や体操競技の着地などで
臀部にダメージが入ることが多いですね。

お尻に対して施術を行うだけでなく、
太もものケアも重要になってきます。

 

デスクワークでも同様のことが起こりやすい

注意する必要があるのが、
デスクワークを行っている方です。

デスクワークを行っている場合、
お尻や太ももの筋肉が
クッション材の代わりになります。

長時間座り続けていることで、
太ももが一時的に固まってしまい、
そこから急に立ち上がることで
太ももやお尻を伸ばしてしまうことがあります。

患者さんは「臀部の痛み・歩行困難」を訴えていたとしても、
実際には太ももを痛めているケースも多々あります。

 

長時間、デスクワークで座り続けている方ほど、
太ももの筋肉が固く、ダメージが入りやすく、
怪我をしやすい状態になっています。

定期的に屈伸運動をするなどして、
太ももの筋肉を柔らかくしてあげると
怪我や痛みの予防につながりますよ。