ボウリングで痛めてしまう患者さんが
たまにいらっしゃることがあります。
中高生などの学生さんではなく、
中高年の方が痛めて来院されるケースが多いです。
ボウリングでは、
以下のような外傷が発生しやすいです。
手首・肘のねんざ
ボウリングでは、手首や肘の部分を
ねんざしてしまうケースが多いですね。
ボールを投げる瞬間に、
手首や肘にダメージが入ってしまい、
強くひねってしまうケースが多いです。
男女関係なく、
手首や肘を痛める方が多いです。
肩のねんざ
肩の関節を思い切りひねってしまうことで、
状態が悪化してしまうケースがあります。
ボウリングは、
肩を大きく動かすスポーツですから、
痛めてしまう方が多いように感じます。
肩の関節だけではなくて、
肩にくっついている大きな筋肉のいずれかが
ダメージを負っているケースも多くあります。
肩だと思っていたものが
「上腕」「鎖骨の下の筋肉」「胸の筋肉」
「背中の外側の筋肉」だったというケースは多いです。
何度も繰り返す場合はフォーム&道具のチェックが必要
一般的には、ねんざは
何度も繰り返すものではありません。
もし何度も何度も繰り返してしまう場合は、
フォームが適していないか、
道具が適していない可能性があるので注意してくださいね。
過剰にカーブをかけるようなフォームだと、
カラダに加わるダメージが大きくなってしまい、
各所を怪我するリスクが高まります。
あまりにも重たいボールだったり、
逆に軽すぎるボールであったとしても、
関節や筋肉に負担が加わるケースは多いです。
何度も痛めてしまう場合は、
必ずボウリングの専門家の方に見てもらって、
フォームチェックや道具チェックを行ってくださいね。
フォームを数センチ変化させただけで、
怪我の再発が一切なくなった患者さんも
過去にいらっしゃいますので、重要なポイントです。