スケートボード(スケボー)による怪我・痛み

浜松はサーフィンに適した環境ですが、
その練習としてスケボーを行っている方や、
競技としてスケボーを行っている方が
怪我されて来院されるケースがあります。

ここでは、スケートボードで発生しやすい
怪我に関する情報をまとめていきたいと思います。

 

手首や足首のねんざ

ボードでスリップした際に、
手首を付いて手首をねんざしてしまったり、
足首をひねって来院される患者さんが多くいます。

スケボーは、激しいスポーツだと思うので、
関節に加わる負担もとても激しいことが多いです。

足首の外側だけでなく、
足首の前側・内側・後ろ側など、
普通なら、なかなか痛めない場所まで痛めるケースが多いです。

かなり強いねんざになってしまうこともありますし、
骨折につながるケースもあったりします。

他のスポーツよりも
足首に加わる負担が大きいので、
アイシング等をしっかりと行ってくださいね。

 

転倒による鎖骨・腕の骨折

転倒して腕や鎖骨などを骨折する患者さんも多いです。

転倒した瞬間に手をついてしまい、
鎖骨や腕に衝撃が加わり
バキッと骨が折れてしまいます。

過去に何名もの方がいらっしゃいましたが、
すぐに応急処置を行い
整形外科を受診していただきました。

 

もし転倒して腕や鎖骨周辺に痛みが出ている場合は、
絶対に動かさないようにしてくださいね。

骨折している部分がずれてしまったり、
周囲の筋肉や関節組織にダメージが入り
痛みが広がってしまうケースが多いです。

お医者さんが動かすのは問題ないと思いますが、
一般の方が勝手に動かさないようにしてください。

 

ショートかロングかでも怪我の内容が違う

サーフィンと同じように、
スケートボードもショートかロングかによって
怪我の内容が大きく変化してしまいます。

怪我をされた患者さんに、
「ショートですか?ロングですか?」と
質問するようにしています。

例えば、足首をねんざするにしても、
ショートとロングでは痛めやすい場所が異なります。

また、関節をひねる角度も、
それぞれで異なりますので、
施術すべき部分も変化することが多いです。

一般的にはショートボードだと思いますが、
ロンスケを行っている方は
ぜひ一言いただければと思います。